2016年4月14日に発災した熊本地震は、マグニチュード7.3という最大級のエネルギーの震災でした。
熊本県、大分県各地に甚大な被害をもたらし、家屋の倒壊、地滑り、社会インフラを破壊しました。
発災後、人々は恐怖とともに茫然自失の状況でしたが、
1年を経過し、全国からの暖かいご支援もあり、徐々に復興に向けて、立ち上がり始めたところです。
人々の日常の暮らしを破壊したほかにも、文化遺産の被害も甚大なものでした。
国・県指定の文化財、685の文化財が被害にあいました。
これ以外も大切にされている施設、歴史的建造物などが数多被害を受けている状況です。
特に、全国に知られている熊本のシンボルである熊本城は、大きく被災し復旧に20年の歳月がかかると言われています。
注目される熊本城は、復興計画が国・県そして管理する市当局がリードして、復興の緒についています。
しかしながら、私たちが大事に継承する文化遺産で、世間の耳目を得ない文化財が、資金不足などで大きく復興が遅れているのが現状です。
私たちが特に注目している施設が、熊本洋学校教師館「ジェーンズ邸」です。
熊本洋学校を開設した際に招いたアメリカ人教師リロイ・ランシング・ジェーンズのために造らせた邸宅ですが、
有栖川宮熾仁親王が西南戦争後、当時県官舎となっていた同邸で、佐野常民の博愛社の創設が許可を与えた地でもあり、日本赤十字の発祥の記念とされている歴史的建造物です。
今は、全壊し再建が計画されていますが、全国の皆様に現状を知っていただき、資金も注目も集めたいと、活動しているところです。

熊本洋学校からは、明治時代の先駆となった多くの英傑を輩出しています。
近代日本を創り上げた人々の思いを馳せるとき、復興のシンボルとして、再建し立ち上がらせ全国に示したいと思うところです。

皆さまのご援助、ご支援を賜りたくお願いいたしたい。

【関連活動】
・ジェーンズ邸「支援金募金」 のお願い
・「熊本市文化財保存修復基金」について